そのため、紙媒体やWEBサイト等をデザインする際も、一般的に無難なテイストのものにしたり、回りくどい言い方をしたりする必要がある。
また、写真に関しても簡単には使う事ができず、人権問題にも配慮する必要がある。
(実際に被害に遭った少女じゃない事が多いため、当事者と誤認される)
つまり、問題は深刻なのだが、世に伝えづらい、という大きな壁がある。
そこで、その壁をデザインの力で乗り越えてみる。
【プロジェクト名】
- Art for Fact(真実のためのアート)
【テーマ】
- 児童買春問題に対する表現
【目的】
- 世の中の人々に、「児童買春」という問題を認知してもらう
- その上で何かしらのアクションを喚起させる
- また何か社会問題に対してイノベーションを起こしたいと思っているデザイナーの活躍の場を提供する
【コンセプト】
デザインは、余計なモノや雑音等を極力排除した最小限の情報で見る人の心に最大限響かせる事ができる力を持つと思う。
そのデザインを、「児童買春」という問題に対して自由に表現してもらう。
また、世の中のデザイナーの多くは、日頃の商業デザインではなく、何か社会問題に対して影響のあるデザインを作りたいという願望があると思われるので、
その強い想いをいかんなく発揮してもらう。
またひとえにデザインと言っても、その手法はグラフィック、コピーライティング、インフォグラフィック、フォトグラフィック等様々である。
【内容】
- テーマに対して、どんな手法でも構わないので、デザイナーの自由な表現により、児童買春という問題の真実をいかに見る側に伝えるか、その1点に徹底的にこだわり何かしらのアウトプットを作る。
- アウトプットはWEB上で公開する
- デザイナーの紹介もする事で、デザイナーの宣伝の場としても利用してもらう
- 個々のデザインに対して「心に刺さった」ボタンを設置し、カウントの量によりランキングを行なう
- 同時に個々のデザインに対して、支援を購入する事が出来る(金額は任意)
- 金額の10%はデザイナーへ、残りは全て団体の活動資金に回す(割合は調整)
- 透明性を重視し、全て分り易く明示する
- 基本的に著作権フリーとし、全ての権利はかものはしに帰属する旨をデザイナーと締結する
- 支援者は、購入したデザインをダウンロードし、二次利用する事ができる(二次利用する場合は寄付額1,000円以上)
- 金額の10%はデザイナーへ、残りは全て団体の活動資金に回す(割合は調整)
- 素材に関して、かものはしから提供できるものは全て提供し、自由に使用していただく
- 写真に関してカメラマン撮影のものはクレジットを入れる等をカメラマンに確認する