2009年1月4日日曜日

年末年始一泊四日一人旅

と、いうわけで、年末年始に強行で行った現実逃避という名の一人旅。
無事に自宅という現実に帰還してきました。

改めて振り返ってみます。

▽31日

まず、31日の朝まで仕事をしていたのですが、、なんとか自宅に戻り、
午後に改めて出発し、地元五井駅で「青春18きっぷ」を購入

ここで一つ。
この「青春18きっぷ」というもの、ネーミングどうにかならんかね。
どう考えても「青春」から「18歳」をイメージしちゃうでしょ。
(18の意味は正直分かりませんが)

「いい歳こいて青春はないだろー」とか言われそうだし。

みどりの窓口で「青春18きっぷ下さい」っていうのも恥ずかしい。

品川駅から23:18発の「ムーンライトながら」に乗り込みいざ出発

この「ムーンライトながら」という電車、俺知らなかったのですが、
青春18きっぷを使う方は良く利用するらしいね。

理由は、
「普通電車として利用出来る特急の車両を利用した夜行列車」
という素敵な理由のため。

一応、全席指定のため、指定料金510円はかかるものの、青春18きっぷの2,100円(一日分)で利用出来るのは良い。
(日をまたぐのでどうこうとかあるけど、ここでは割愛)


▽1日

早朝にムーンライトながらの終着駅、岐阜の大垣に到着。
そこから鈍行に乗り換え、京都を目指す。

途中、ムーンライトながらに乗りながら外の景色を見ていると、
雪が降っているではないですか。
ちょっと俺地理とか詳しくないんですけど、名古屋過ぎてから岐阜までの間って、
山とか多いから気候違うのかな?帰りもそこだけ雪が目立っていました。
(あのへんって、関東/甲信越/上信越/東海やら複雑でよーけわからん)


京都に到着。
清水寺混みすぎ。まぁ元旦だしね。
その後京都の町中を持ってきたチャリで散策しながら、
いくつかの寺を訪問。

京都は雰囲気もいいし、寺も素敵なんだけど、
やっぱり人が多すぎ。
チャリで人気の無い町並みを走っている時が一番京都を感じられる。

あと、祇園の町並みがとても風情のある色町って感じで素敵だった。
だけど、道を一歩挟むと、現代の色町、まさに風俗街でちょっと残念な感じ。


ここで大阪までチャリで向かおうと思い出発。
小雨は降ってくるわ、チャリで転んで超痛いわ。
しかも予想より結構遠くて心折れ気味。

チャリでこけた時、、前輪のスポークをやってしまったらしく、
ホイールが湾曲してしまった。。
リムが曲がってないといいけど。。

ちょっとさすがにそろそろ後輪のブレーキ付けます。
思いっきり漕いで全力で飛ばせないなんてもったいないし。

でも全く知らない土地で一度も走った事の無い道をひたすら走るのもなかなかいいもんですね。
いつか海外で走ってみたいな。

カンボジアとかね笑


大阪到着。
道頓堀に行ってらーめん食べた。
今思うとたこ焼き食えば良かった。


ここで「ムーンライト九州」というものがあるのを知り、
早速博多まで購入。
22:30に神戸で乗り込めばいいので、とりあえず神戸に向かう事に。

ここでハプニング発生。

大阪から神戸に向かう電車の中、
入ってきたおっちゃんが俺の立てかけてあるチャリを見て、

「オイこれ誰んじゃぁ!
出てこんかぃ!
邪魔なんじゃこらぁ!」

とまくし立てる。


おおおおこえぇぇ。

「はい、俺です・・」

いやーびびった。
しゃーないのでチャリんとこ立ってたら、おっちゃんが、

「にーちゃんこっち座りや。
いーから来いや!」


まじかよー。まじ勘弁。


でも話してたら以外に話が盛り上がったのでまぁ良かった。
(終始ヤクザの話ばっか)

チャリ、邪魔なのは重々承知ですよ。
ただ、まぁ穏便に頼みますよ。


神戸は夜に着いたので、特にどこも行くところもなく、
ぶらぶら神社の祭りに参加したりして、ムーンライト九州の出発を待つ。

んで時刻になったので、ムーンライト九州に乗り込み、いざ博多へ。


朝8時頃、博多到着。
ヤフードームや海をまわる。


そしてこの後。
大分の湯布院に行きたかったのだが、ちょっと問題が。

博多駅で、前もって帰りのムーンライトの指定席券を買っておこうと思ったら、、
ちょうど帰省ラッシュなんですよね。。
ムーンライト九州もムーンライトながらも満席。

やべぇどうしよう。

湯布院までも結構時間かかるらしいので、、、残念だが諦める事に。
別府にしようかとも思ったけど、結局乗り換えも含めて時間厳しいので断念。


とりあえず下関まで行き、そこから広島に向かおうと。
下関に着き、ホームに降りると、目の前の電車の発車ベルが。

あたふたしてる間に電車は出発。
次の広島行きは3時間後。

なんとか鈍行を乗り継ぎ、3時間かけて広島の手前、宮島口へ向かう。

なんとか宮島口駅に到着し、夜の宮島へ。


いやー、もうブログで書いたけど、宮島いいわ。
しかもあそこ普通に人住んでるし、俺、この規模の「島」ってものに行ったのが多分かなり久しぶり。
夜の宮島の町並みなんて、ホントひとっこ一人いない。
ちょっとモノガタリの中に入り込んだ雰囲気。

特に山の上に立つ寺や塔はライトも消されているので、観光客も登って行かないので
一人でひっそりと鑑賞できる。(ちょっと怖いけど)

また来て今度は宮島中をチャリで回りまくりたいな。
(今回は出向まで時間が無かったので断念)



その後広島で東横インで久しぶりに風呂&ベッドに。


一人で新年初酒を飲みました。
東横インは適度に現実感あっていいね。


広島を始発で出発し、名古屋に着いたのは9時間後。。
みそカツを食べ、最後に東京に向かったのだが、およそ6時間。


てか広島で牡蠣食べたかったな。
夜遅く到着して、始発で出発じゃ店もやってねーっつの。

んで名古屋駅。人多すぎ!
さすが関東と関西を結ぶターミナル。(ほんとか?はい俺論です。)

あの人ごみにでっかいチャリはとても邪魔なようで色んな方に睨まれました。

まぁまぁ、そうカリカリすない。



東京から千葉に入り、京葉線で蘇我駅へ。
だけどそこからの内房線の終電はとっくにない。
しゃーないので、最後にチャリを組み立て、自宅へ。


夜のチャリ爆走、超気持ちいい。
なんかすんごいスピード感感じる。
蘇我-五井間をトラックとタクシーと競いながら40分間ひたすら漕ぎ続けました。


無事、帰宅しました。




【まとめ】

今回の旅のテーマは、「お金をかけず、適当に色んな所をぶらぶら巡る」

青春18きっぷとmypistbikeを手に、出かけた訳だが、
行きはとても調子が良かった。

というのも、ムーンライトという素敵な手段を知り、
夜はムーンライトで移動、日中ひたすら巡る、という強行スケジュールが可能だったから。

この方法を使えば、鈍行しか使えない青春18きっぷでも結構色んな所を廻れる。


ただ、一つ大きな誤算が。


今は年末年始。
帰りはまさに帰省ラッシュだという事。


2日に博多駅で、帰りのムーンライトの指定券を買っておこうと思ったが、
すでに全て満席。

ムーンライト自体は一日に一本しかなく(繁忙期は2本かな?)、
特に同じ事考える人が多いので、そら埋まるのは至極当然ですね。

自分の思慮の甘さに腹立ったね。


今回、とても良い旅になったと思うのだけど、
未練が残る事として、


・もっと九州回りたかった!
・南端に行きたかった!(鹿児島?)
・温泉入りたかった!(湯布院、別府)
・四国に人生初の上陸を果たしたかった!


ってなとこかな。

あと今回は、東海道をひたすら南下したので、
次行きたいプランとしては、

・日本海側をひたすら縦断グルメツアー
・北海道いって知床の流氷見るぞツアー
・沖縄の海と縄文杉に力をもらうツアー

とかやりたいな。


でもとりあえずあったかくなったら東北巡ろっかな。






あー



時間とお金が両方欲しい!






#ちなみにこのブログは以前に使ってたVoxに載せてたため、画像がごっそり消えてしまいました。もったいない。。